Q4 分骨ってどうすればいいんですか?

火葬された後には、遺されたお骨を骨瓶にお収めします。骨瓶の大きさには地域によってさまざまにあって、一体のご遺骨をいくつかの骨瓶に分けて収めることが慣例となっている地域もあります。この習慣を「分骨(ぶんこつ)」といいます。

富山県では、ご遺骨は一体分すべてを収めることとなっているので、骨瓶は他の地域よりも大きいものになっています。そして、喉仏(のどぼとけ)を小さな容器に分骨する習慣があります。俗にいう「喉仏」とは、背骨の上から二番目の部分にあたる「第二頸椎」のことをいいます。

頭部と胴体部をつなげる要となるお骨であり、その形が合掌している仏さまの姿に見えるということから、喉仏とよばれるようになったようです。

さて「分骨をどうすればいいのか?」というご質問なのですが、浄土真宗本願寺派では、京都の東山にある大谷本廟(おおたにほんびょう)に納骨されることをお勧めされています。

大谷本廟は、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人のご廟所(墓所)で、本願寺派の門信徒によって護持されている納骨参拝施設です。親鸞聖人の墓所のそばに納骨させていただくことで、これを仏縁として京都の本願寺に参拝し、浄土真宗に親しみを持っていただくことを、宗派所属の寺院としてはお勧めしております。ご希望の場合には、申請書類のご用意をいたしますので、それを大谷本廟の受付にお持ちになって、納骨してください。

大谷本廟ホームページ

親鸞聖人のご遺骨があるから大谷本廟があって、亡くなられた方の分骨があるから、そこへ出かける機会にもなります。身近な方のご遺骨が納められているから、私たちは自然に手を合わせます。同じ方向を向いて、合掌するのです。

大谷本廟への納骨を機会として京都旅行へ出向かれることも、亡くなられた方からいただいた有り難いご縁として、大切にされることは望ましいことだと思います。しかしながら現実的には、京都へ出向くことが困難な方も多く、火葬場の時点ではじめから分骨をしないという方もいらっしゃいます。分骨されても、三回忌や七回忌といったご法要を機会として、骨瓶と一緒に家のお墓に納骨されるという方もいらっしゃいます。

分骨とはもともと地域の習俗としてあるものであって、仏教徒としてそうするべきという教えが根拠としてあるわけではありません。分骨するのもしないのも、ご遺族の考え方次第です。

けれども、古来からあるお墓参りや分骨の習慣を、有り難い仏縁としていただくことこそが大切です。慶集寺では以下の二つのご提案をしたいと思いますので、よろしければ参考としてご覧ください。

① 慶集寺新御堂での分骨のお預かり

② 骨瓶は共同寺墓へ永代合葬して 
  分骨はご自宅でのお護り

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