仏教の教えは、どんな時代にあっても学びつとめる意義のある、決して古びれることのない教えです。
仏教には多様な流れがありますが、なかでも浄土真宗に受け継がれる{浄土}の教えは、末法の時代といわれる現代社会においてこそ、真の光を放つはずです。
浄土仏教を伝統の枠組みに仕舞い込んでおくのではなく、未来に向けて一歩踏み出す、現代的な再解釈とその表現に取り組むことも、必要であると考えます。
『アミタ-ひかりといのち-』は、写真家・石黒健治氏と慶集寺住職との共同制作による、仏教専門語を用いずに{南無阿弥陀仏}の心を伝えようとする、写真と言葉の複合的な視覚表現の試みです。
二つの魂による一つの実験的表現
石黒健治・写真+言葉・河上朋弘
ア ミ タ – ひかりといのち –
パネル インスタレーション
富山市ガラス美術館 5F・ギャラリー2
平成30年12月14日(金)~28日(金)
午前10時より 午後6時まで(最終日は午後5時まで)
入場無料
主催:未来市民文化祭2018実行委員会
後援:富山市 / 北日本新聞社
協力:株式会社山田写真製版所
ガラス美術館ギャラリーでは、写真と言葉を組み合わせて制作されたパネル三十点を構成した空間展示作品「パネルインスタレーション版」の公開になりますが「インターネット版(全6章400フレーム)」は現在にもオンライン公開しております。
インターネット版をご覧いただいてからガラス美術館にお越しいただいても、インスタレーションの後にインターネット版をご覧いただいても、どちらもアリな構成になっております。
どちらもご覧いただければ、何よりの幸いです。