アミタ-ひかりといのち-

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② アミタって何?

写真家・石黒健治と慶集寺住職・河上朋弘によって共同制作されたインスタレーション(空間展示)作品が、『アミタ-ひかりといのち-』です。これは、石黒が半世紀以上をかけて地球上で撮影してきたさまざまな光景の写真群を、河上が編集し、音響や映像、照明等の演出を組み合わせることで、琳空館全体を一つの空間展示作品とするものです。[会場撮影・本多 元]

紀元100年頃に北西インドで成立したといわれている『仏説阿弥陀経』には、私たちの生きる「娑婆世間」から見て西の彼方に「極楽浄土」という仏の国があって、そこには「阿弥陀(アミタ)」と名乗るブッダがいると記されています。

アミターバ( amitabha・無量光 )はかりしれないひかり

アミターユス( amitayus・無量寿 )わけへだてなきいのち

ゴータマ・ブッダは、私たちの生きるこの世界を「煩悩に濁った世界である」と説かれながらも、その最晩年には「ああ、この世界は素晴らしい」と感歎されたといわれます。

この世界は不可思議に満ち溢れているからこそ、何とも言えず素晴らしいと感じられるのかもしれません

妙(myou) … WONDER … WONDERFUL

What a wonder! How wonderful!

阿弥陀経に説かれる「永遠のひかりといのち」を、琳空館での体験に感じていただければ幸いです。

南 無 阿 弥 陀 仏 

n a m a m d h a b u d

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