Global Standard Buddhism(はなまつり)

花まつりは、仏教のはじまりをお祝いする伝統行事です。

仏教のはじまりとは、ゴータマ・シッダルタの誕生を意味します。

なぜなら、彼が悟りの教えを説かれたからです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Portal:仏教/仏教とは#

ゴータマ・シッダルタは、約2500年前の北インドに現れた実在の人物です。

ブッダとは「目覚めた者」という意味の言葉なので、彼は「ゴータマ・ブッダ」とも呼ばれます。

ゴータマ・ブッダの誕生日は4月8日ということになっているけれども、実際はわかりません。

穏やかな春の日にルンビニーという花園の中で生まれたという伝説があるから、ブッダの誕生日は暖かな花の季節に開催されることになっています。

仏教徒はあまり厳格な日にちにこだわりませんから、慶集寺では花まつりを、毎年春の大型連休の期間に開催しています。

花まつりでは、生まれたばかりのゴータマ・シッダルタの姿を模った子供の姿のブッダ像に甘茶を注ぐ儀式をします。

なぜ甘茶を誕生仏像にかけるのでしょう?それは、ブッダ誕生の伝説に基づいています。

ブッダが生まれたときに、すぐに立って7歩あるき、

四方を見渡して、天と地を指差し、

「天上天下唯我独尊」と言ったと伝えられています。

もちろん生まれたばかりの人間が立つことも言葉を話すことも、実際にあるはずがありません。

けれどもこの伝説には、仏教のメッセージが込められているのです。

まず、ブッダが7歩あるいたということは、六道といわれる6つの世界を乗り越えて、悟りの境地に達したことを表しています。

そして、四方を見渡して天と地を指差したということは、果てしなく、分け隔てない、仏の教えの平等性と普遍性を表しています。

ブッダは「天上天下唯我独尊」と声に出されたといわれます。

その意味は、自分だけが偉いんだと一人で自己中心的に誇っているのではありません。

全ての人はかけがえなくただ一人の尊い存在だということを、私たちに向けて言っているのです。

あなたは、天にも地にもただ一人のかけがえない人なのだということです。

花まつりの儀式では、子供のブッダ像に甘茶をかけます。

これは、ゴータマ・ブッダが生まれた時の奇跡的な光景を現したものです。

その時、世界中に素晴らしい音が響き渡って、

天から甘い雨が降ってきて、

ブッダの身体に降り注いだという、

その奇跡的な光景を表現しています。

私は先ほど、花まつりは穏やかな春の日に開催されるブッダの誕生祝いだと言いました。

けれどもその一方で、ブッダが生まれた時に雨が降ったとも言いました。

それは天気雨だったのではないかと私は思うのです。

お花畑の中で生まれたブッダに、

雲の隙間から放たれた陽光が雨とともに降り注いでいる、

そんな景色を私はイメージしています。

[ブッダ誕生の奇跡的光景イメージグラフィック]

そんな光景をイメージしながら、ブッダに甘茶をかけてください。

きっとあなたによい人生のよい1日があるはずです。