Q4 分骨ってどうすればいいんですか?
① 慶集寺新御堂での分骨のお預かり
京都の大谷本廟に納骨することが難しいような場合には、東岩瀬町の慶集寺新御堂に分骨を納められてはいかがでしょうか。三十三回忌までの期間は新御堂の預骨室に安置して、それ以降は浜黒崎の共同寺墓に永代合同埋葬させていただきます。
納骨をご縁として、近年では観光スポットとしても注目されている東岩瀬町にお越しください。慶集寺にお参りされた後に、趣ある岩瀬大町通りの街並みを散策されるのもお勧めです。慶集寺の界隈には、国指定重要文化財の「旧馬塲家」「旧森家」や、土蔵リノベーション建築の「酒商 田尻本店」岩瀬名物の三角どら焼きで有名な「大塚屋」などがございます。
新鮮な魚介料理が食べられる飲食店や、クラフトビールや地酒を楽しめるお店、ほっと一息つける喫茶店などが、歩いてすぐのところにいくつかあるので、港町の雰囲気を楽しみながら、ゆっくりとした時間をお過ごしいただけると思います。
慶集寺新御堂への納骨は「慶集寺ご縁の会」にご入会いただければ、どなたさまにもご利用いただけます。分骨を納めるための費用に取り決めはございませんが、寺院維持懇志にご協力いただければ幸いに存じます。
② 骨瓶は共同寺墓へ永代合葬して
分骨はご自宅でのお護り
新しい葬送の形式の一つとして「手元供養」といわれるものがあります。ご遺骨を納めて参拝するための場所を外に設けるのではなく、家の中でお骨瓶をお護りして、日常的にお参りするという方法です。
ご遺骨を仏縁として手を合わせ、心静かな時間を過ごすことがお墓参りの意義であるとするなら、こうした形式のお護りも意義があると思います。大きなお骨瓶を日常的な生活空間に安置してお護りするよりも、小さな容器に収められた「分骨」であれば、手元でお護りするにはふさわしい大きさに思われます。
本体となるお骨瓶は「共同寺墓」に永代合同埋葬させていただき、分骨はご自宅で「手元供養」にされるのも、一案だと思います。慶集寺では、寺院施設としての「共同寺墓」や「新御堂」を活用することで、多様なご要望に応じてご遺骨のお世話をさせていただいております。
「慶集寺ご縁の会」にご入会いただければ、葬送仏事に関するアドバイスをして、ご事情に応じた適切なサポートをいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。